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9月1日は防災の日!今日から始めるローリングストック&知っておきたい防災のマメ知識!

毎日の家事や子育てのこと、「こうしなきゃ」「もっとちゃんとするにはどうしたら?」と思っていませんか?

ここには、ユーコープ組合員や専門家がみんなで考えた「これでいいんだ」と思える暮らしのヒントがたくさん!あなたに合ったおおらかなラクちんを見つけてください。

災害の備えは必要だと思うけれど、具体的にどうしたらいいの?

災害に備えてさまざまな非常食や防災グッズが販売されていますが、具体的にどんな備えをしたらいいのかわからない、という方も多いのでは。災害時の非常食の備えについて組合員さんにアンケートをとったところ、以下のような回答が見られました。

災害が起こる度、気にはしているが一度揃えたきり、そのままになっています。
(ちぃさん)

保存食を購入しても実際に食べてみるという気持ちにならず、結局は期限が切れてしまって、また購入する事になってしまっています。
(ココさん)

家族の人数分(4人)用意するのが大変で、なんとなく少しだけ準備している。
(しーちゃんさん)

「放っておくと賞味期限が」「非常食は場所を取る」など、日常使いとは違う食品の扱いづらさに悩む方が多いよう。

そこで、日常的にできる災害対策として勧められているのが「ローリングストック」です。改めてローリングストックとは何か、その方法や備蓄しやすいおすすめの食品をご紹介します。

ローリングストックって何?

「備える→食べる→買い足す」を繰り返す備蓄方法

普段食べているものを少し多めに買っておき、賞味期限の近いものから食べて、その食べた分を補充していきます。買い置きスペースを少し増やすだけですみ、定期的な賞味期限の管理も必要なし。さらに、災害時にもいつもと同じような食事を用意することができます。

必要な量は「家族の人数×最低3日~1週間分」

災害時にライフラインが止まった場合、過去の大規模な地震では約1週間で最初に電気が復旧。食料支援は約3日で到着しています。これは地域や状況によって異なりますが、最低でも3日は自力で乗り切る必要があります。水なら1人3L×家族の人数×3~7日分必要です。

ある程度長期保存できるものならどれも備蓄OK

備蓄品は長期保存できる缶詰やカップ麺、レトルト食品などのほか、以下のものもおすすめ。

主食に米や乾麺、クラッカーなど
無洗米なら普段でも節水や時短になって便利。

肉や魚、野菜やフルーツも意識して常備
災害時は食料支援もパンやおにぎりなどの炭水化物に偏りがち。肉や魚の缶詰やフルーツ缶、乾燥野菜、野菜ジュースのほか、自然解凍で食べられる冷凍食材などを常備しておくのも◎

ライフラインが止まったら、まず冷蔵庫内から消費

停電したら、まず冷蔵庫内の生鮮食品を消費してから常温の備蓄品へ。

火を使わないレシピや、節水・節ガスになる耐熱ポリ袋を使ったレシピをいくつか覚えておくと、災害時だけでなく、普段の食事づくりでも役立ちますよ。

災害時でも作れる!ポリ袋×湯せんでできる簡単レシピ

災害時は電気やガスが止まり、食材はあっても調理ができない、という状況に陥ることがあります。そこでおすすめしたいのが、カセットコンロとポリ袋を使って作る「ポリ袋レシピ」です。

食材と調味料をポリ袋に入れ、お湯を沸かしたお鍋に入れるだけで調理ができます。

※ポリ袋は湯せん調理可能なものを使ってください。

ポリ袋で作る!大豆と切り干し大根のカレー

ポリ袋で作る!フルーツポンチと甘納豆の蒸しパン

みんなのローリングストック品を公開!

父、母、中学生の娘
土日どちらかの定番メニューで、レトルトのパスタソースを使うので、防災用としても普段使いとしても常備している。またあえて防災用ではなく、娘の軽食としてレトルトやインスタント食品、缶詰は日常で使うのでこちらも常備しています。
(duneさん)

夫婦2人
ツナや鯖の水煮などの缶詰、水、豆乳、長期保存可能のビスコ、ナッツ、高カカオチョコなど、普段2人とも食べ慣れているものをローリングストックしています。
(みぢんこさん)

大人3人家族
非常時こそ食べ慣れなれたものを食べ、心身共に健康を維持することが重要と考えます。
レトルト食品、乾物、缶詰のなど常温、長期保存できるものの他に日持ちする野菜や果物なども意識して買い足すようにします。
不足しがちなタンパク質や食物繊維などが補えるもの、塩分過多にならないようアレンジの効く素材なども加えます。
(にゃんちゅーさん)

一人暮らし
アパートがガスコンロ禁止なので、停電するとお湯も沸かせません。なので、温めなくても食べられるパウチ食品を常備しています。
(らあごさん)

夫婦2人
防災という観点もありますが、日常的になるべく日持ちする食材をローリングしています。おかずになる缶詰、レトルト食材カレー類、コモパン等です。野菜、果物、麺類は冷凍パックされているものを冷凍庫内に常に入れてあり、ローリングします。
(かずみんさん)

他にもこれがあると助かる! 防災グッズ

アンケートでは、食料・飲料のほかに87%の方が防災グッズを用意していました。その中で特に多かったのは「簡易トイレ」「電池類」「懐中電灯」でした。

【備えている人が多い防災グッズ】

・簡易トイレ
・電池類
・懐中電灯
・ラジオ
・カセットコンロ・ガスボンベ
・軍手
・紙コップ・紙皿・割りばし・ラップ
・衛生用品
・下着・肌着・防寒具
・携帯用充電器
・ヘルメット
・ティッシュやトイレットペーパー等の紙類

ライトは乾電池式・充電式・ソーラーの異なる電源タイプを用意。ソーラーライトは日ごろから玄関・ベランダ等でも使用。非常トイレは子どもも使えるように練習をしておく。
(Kさん)

誕生日ケーキで使ったろうそくを取って置いてある。子どもは停電のときでもちょっと楽しくなるらしい。
(さくらさん)

断水や停電になると、お風呂に入れないことが続くので、スプレーで洗髪できる商品を準備しています。
(しづっちさん)

大人用の紙パンツは非常時に洗濯出来ない状況でも役に立つアイテムだと思って家族全員分ストックしています。
(ささきさん)

覚えておきたい! ちょっとした非常時のアイデア

電気ランタンにレジ袋をかぶせると広い範囲が明るくなる。
(みぢんこさん)

お皿にサランラップを敷いて食べ物をのせて、食後はラップだけ捨てればお皿を水で洗わずに済む。
(ねこさん)

水入りのペットボトルの下にライトを当てると広範囲に光が広がる。
(はらさん)

ユーコープのオススメ商品

CO・OPおいしい鶏ごぼうおこわ

国産のもち米とうるち米を使った、鶏とごぼうの風味豊かなもっちりおこわです。

CO・OP大豆ドライパック

北海道産大豆を使用。液を注入しないドライパックだから、ほっくりとした歯ごたえを保っていてそのままでもおいしく食べられます。

CO・OP国産野菜ぎゅっと1日分(1日分の野菜)

29種類の国産野菜350g分をしぼり、飲みきりサイズの125ml紙パックに濃縮しました。濃厚な味わいが特長の野菜ジュースです。

自然災害はいつ起こるかわかりません。普段から無理なく備えておけば、漠然とした不安からも解放されます。ぜひ今日からローリングストックや防災グッズの見直しを始めてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!今回の企画が毎日の暮らしにお役に立てれば幸いです。またお会いできる日を楽しみにしています。

ゴハンのもと編集部

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