毎日の家事や子育てのこと、「こうしなきゃ」「もっとちゃんとするにはどうしたら?」と思っていませんか?
ここには、ユーコープ組合員や専門家がみんなで考えた「これでいいんだ」と思える暮らしのヒントがたくさん!あなたに合ったおおらかなラクちんを見つけてください。
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子どもの好き嫌いって、ちゃんと直すべき?
お子さんを持つ多くのママパパのお悩みのひとつが、子どもの食べ物の好き嫌いではないでしょうか。子どもの健康のことを考えて、毎日栄養バランスを考えたごはんを頑張って作っても、苦手な食材があると「これ嫌い!」と食べてくれないことも…。
結論を言えば、苦手な食材を無理に食べさせる必要はありません!
子どもに好き嫌いがあるのは当たり前。どの子も同じです。「うちの子だけ…」と自分や子どもを責めず、「他の食材で栄養補給すればいいや!」というおおらかな気持ちで子どもとの食生活を楽しんでいきたいですね。
でも中には、「こうやって調理したら食べられる」「見た目が変わったら食べられる」など、調理法やちょっとしたきっかけで苦手な食材でも食べられるようになることも。
子どもの成長を応援する企画
苦手食材に頑張って挑戦するキッズたちを、みんなでおおらかに応援しよう!
今回のチャレンジキッズの紹介
きょうへいくんの苦手食材は…ピーマン!
クセや苦みがあるのが苦手みたいです。ピーマンが入ってるものは一切手をつけず、頑張って挑戦しても一口で出してしまいます…。(みどりさん)
ピーマンは、子どもが苦手な食べ物の上位に常に入る野菜。青臭い苦みがきらい、という子が多いようです。
そんなピーマンの「苦手ポイント」を改善する管理栄養士のおすすめレシピをご紹介します!
ピーマン苦手キッズのために考えた、管理栄養士オススメのおおらかレシピがこちら!
ピーマンの苦みは切り方と調理法でカバー!チーズチンジャオ春巻き
▼詳しいレシピはこちら
材料(6本分)
ピーマン・・・1個
人参・・・1/3個
玉ねぎ・・・1/2個
豚小間肉・・・100g
スライスチーズ・・・3枚
塩・・・少々
オイスターソース・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ1
春巻きの皮・・・3枚
油(炒め用)・・・大さじ1
油(焼き用)・・・適量
作り方
- ピーマンはへたとたね、わたをしっかり取り除き、縦2等分に切り、繊維と垂直になるように薄くスライスする。塩もみをしたら水に浸し、手で絞る。緑色の汁はしっかり絞る。
- 玉ねぎは薄くスライス、人参、豚小間肉は細切りにする。
- フライパンに油をひき、中火でピーマン、人参、玉ねぎ、豚肉を炒める。火が通ったら砂糖、オイスターソースの順に加える。
- 春巻きの皮は三角形に2等分に切る。長い辺を手前に置き、三角形に切ったスライスチーズ、粗熱をとった3の具材を大さじ1程度のせて、両端の角を折りたたみ、手前から巻いていき、水で端をとめる。
- 春巻きの表面にハケやスプーンで薄く油を塗り、1000wのトースターで8~10分焼く。
チンジャオロースを春巻きの皮でスティック状に巻いたチンジャオ春巻き。ミニサイズで細長く巻くことで具材をこぼれにくくし、子どもも食べやすいようにしています。
ピーマンは繊維を断つように垂直に切ると、細胞が壊され苦み成分が流出します。この苦み成分を塩もみをしてから流水でしっかりすすぎ、ピーマン特有の青臭さや苦みを軽減させます。繊維を断つことで火の通りが良くなり、しんなりとして具材や調味料とよく絡みます。
チャレンジキッズ、いざ苦手食材に挑戦!
ママがチンジャオロースの具材を炒めて…
きょうへいくんが春巻きを巻く作業をお手伝い!
今回のキッズも、食べるチャレンジだけでなく、料理のお手伝いにもチャレンジしてくれました!料理のお手伝いをすると、自然と食べ物への興味も高くなります。「自分で作った」というだけで、嫌いな食べ物もパクっと食べられるという子も多いようです。
いざ、実食!
きょうへいくん、おいしそうにモリモリ食べています!
▲動画で「おいしい」のコメントも送ってくれました! どうやらピーマンが入っていることに気づいていないよう。そこでママがネタバラシを…。
その春巻き、ピーマン入ってるよ!
ピーマンが入っているとわかっても、苦みを感じずおいしく食べられたようです!
その後もモリモリと食べ進め、そのまま家族みんなで完食!
苦手チャレンジ見事成功です!!
みどりさんの感想
意外に簡単にできました!春巻きだと野菜のビジュアルがバーン!と目に入ってこないので、子どもも抵抗なく食べやすそうです。また、お手伝いを楽しんでしてくれるのでありがたいです。
指定のレシピより多めに作ったのですが、夫にも好評で家族みんなで完食!また作りたいです!
まとめ
子どもが苦手としている食材を、「絶対に食べさせなきゃいけない」とプレッシャーに感じる必要はありません。
もし苦手チャレンジに失敗しても、子どもやママパパの「チャレンジしよう」と頑張った心は評価されるべき!おおらかな気持ちで子どものごはんと向き合っていきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!今回の企画が毎日の暮らしにお役に立てれば幸いです。またお会いできる日を楽しみにしています。
ゴハンのもと編集部