• HOME
  • 記事一覧
  • シンク掃除の頻度は?簡単に汚れを落とす方法は?

シンク掃除の頻度は?簡単に汚れを落とす方法は?

毎日の家事や子育てのこと、「こうしなきゃ」「もっとちゃんとするにはどうしたら?」と思っていませんか?

ここには、ユーコープ組合員や専門家がみんなで考えた「これでいいんだ」と思える暮らしのヒントがたくさん!あなたに合ったおおらかなラクちんを見つけてください。

シンクのくすみや汚れ、スッキリさせたい!

毎日の料理や洗い物で、シンクの汚れは徐々にたまっていきます。気づけばあちこちに白い筋やベタベタ汚れが……。忙しい中で掃除の時間を確保するのは大変ですよね。

家族四人で洗い物が多く、特に油料理を好むので、シンクが汚れやすい。そのまま流すと環境にも良くないので、気を使います。
(かなさん)

掃除をしたい箇所は目につくのですが、やる時間がないのと掃除をしようと思っても子どもが小さくて難しく困っています。
(とまとさん)

フルタイムで仕事しているので、シンクの清掃にまで気が回りません。時間、気持ちに余裕ができるのは1週間か2週間に一度。排水口から臭いが出てしまうこともあります。
(ちゃんゆきさん)

シンクを拭く余裕がないので濡れたまま放置してしまう。洗い物も自由にシンクに置いていっているためか、水アカが取れない。シンクの中はいいけれど縁の部分がきれいにならない。
(きなこさん)

落ちにくい汚れや掃除するタイミングなどにお悩みの方が多いようです。シンクは食べ物を扱う場なので、いつもキレイにしていたいですよね。

そこで今回は、キッチンの汚れの種類に合わせた効率的な掃除方法をご紹介します。また、組合員さんにもおすすめのシンク掃除テクニックを教えていただきました。

シンク汚れの4大原因を知ろう!

汚れをラクに取り除くためには、汚れの種類に合わせて掃除方法を選ぶ必要があります。汚れの種類は主に以下の4つです。

1:水アカ

水栓周りや水がたまるところに付く白くてザラザラした汚れ。水道水に含まれるミネラル成分が水分蒸発後に残って固まったものです。

2:油汚れ

食品の油や人の皮脂が酸化して樹脂のようになり、こびりついたもの。長期間放置するほど落ちにくくなります。

3:ぬめり

細菌やバクテリアが繁殖してできる汚れ。排水口や三角コーナーなど、水分や食品カスが留まるところにできます。時間が経つほど茶色に変化し、悪臭の原因に。

4:サビ

ステンレスシンクや水栓器具などの金属部分にできる赤茶色や青緑色の汚れ。塩分の多い調味料や水分による腐食のほか、置きっぱなしにした缶や金属タワシなどから移る「もらいサビ」でも発生します。放置するほど、サビがステンレスを浸食して落ちにくくなります。

汚れ別に対処!効率的な掃除方法

1:水アカ

水アカはアルカリ性なので、酸性で中和することで汚れが落ちやすくなります。
粉末状のクエン酸小さじ1/2を水100mlで溶かしてクエン酸水を作り、水アカ部分にスプレーで吹き付けてから、スポンジでこすって洗い流すと効果的です。
※塩素系漂白剤と混ぜると有害なガスが発生します。危険ですので一緒に使わないようにしましょう。

2:油汚れ

油汚れは酸性なので、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤を使います。重曹は汚れに直接ふりかけてこすればOK。重曹が研磨剤となって、茶渋などもスッキリ取れます。また、油汚れはお湯に溶けやすいので、40℃前後のお湯をかけるのもおすすめです。

3:ぬめり

軽いぬめりは食器用洗剤とスポンジで落とせます。排水口のひどい汚れや臭いは、排水口に50℃程度の湯を回しかけたあと、過炭酸ナトリウムを排水口周りにふりかけ、さらに50℃程度のお湯をゆっくりかけ流し、1時間後にたっぷりの水を一気に流すと、掃除&除菌ができます。週1回くらいで行えばパイプの詰まり予防にも!

4:サビ

サビは物理的に研磨して落とします。メラニンスポンジなどで軽くこするようにして、シンクに傷をつけないようにしましょう。傷をつけるとそこからサビや汚れが発生しやすくなります。重曹を直接サビにかけてからメラニンスポンジでこすり落とす方法も効果的です。
※ツヤのあるステンレスのシンクで強くこすって使うと、光沢に傷がつきくすんでしまうので注意。

★普段の掃除は1分でOK!
普段は洗い物のあとに、スポンジでシンク全体を洗って水ですすげば十分キレイになります。水滴は水アカやぬめり、サビの原因になるので、最後は乾いた布でしっかり拭くのがおすすめ。
洗い物だけで精いっぱい!という時は、ウエスやキッチンペーパーなどでサッと拭いておくだけでも汚れの付き具合が違います。

ユーコープのオススメ商品

CO・OP 食器も洗える 水回りのおそうじ用シート

水アカに、食器洗い、しつこい汚れに、焦げつきに、いろいろ使えて汚れスッキリ。水に濡らして使う、研磨剤不使用のザラザラとしたシートです。シートのザラザラが汚れを落とします。

CO・OP クエン酸

酸性だからアルカリ性の汚れを中和させて落としやすくします。シンク周りの水アカ、電気ポットや食器洗い機に。
※塩素系と一緒に使う(混ぜる)と危険です。

私はこうしてる!我が家のシンク掃除テクニック

食器を漂白したついでに

マグカップの茶渋を取るために漂白剤を使用した後、その漂白剤をギュッと絞ったスポンジに吸わせてシンクをなぞり、スポンジとシンクをお水でよく洗い流しています。
(みぢんこさん)

食器の油は洗う前に拭き取る

お皿を洗う前に油は端切れや不要な新聞などで拭き取っています。
(いちごムースさん)

◎何かのついでにすぐ洗う

何かを洗ったらすぐにシンクをささっと洗います。野菜を洗ってささっ。調理中もささっ。果物ネットをスポンジ代わりに使うので、使い捨てできるしシンクも傷つかず、スポンジのケアも省けてとても便利です。
(いちごさん)

◎排水口ネット交換時がチャンス

毎晩夕食の片付けの最後に排水口ネットを取り替える時に、新しくかけるネットに洗剤を少しつけてシンク内をさっと洗います。
(すぬぬさん)

汚れは付いてすぐなら落ちやすいもの。1日の終わりやキッチンを通ったついでにサッと拭いておくだけでも、あとあとラクになります。

今回ご紹介した掃除方法を使ってシンクをリセットしたら、「ついでに洗う」「ついでに拭く」で、無理なくキレイをキープしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!今回の企画が毎日の暮らしにお役に立てれば幸いです。またお会いできる日を楽しみにしています。

ゴハンのもと編集部

一緒に記事をつくりませんか

皆さんの暮らしの声から「ゴハンのもと」を作ります。
ぜひアンケートにご参加ください!

  • テーマリクエスト
tomatokun

ユーコープは、
神奈川県・静岡県・山梨県の
生活協同組合です。