最近頻繁に耳にする食品値上げのニュース。じわじわ家計に影響が出て、日々のやりくりに不安を感じている人も多いのではないでしょうか。組合員さんへのアンケートでも次のような声が上がっていました。
「メーカーの商品もお惣菜やお弁当も値上げされ、今までにない値上げの嵐!」(りんご)
「以前は○○円で買えたのに……と考えてしまいます」(ゆりママ)
「子どもがよく食べるので家計に響きます」(おうたび)
「食は健康に直結するので買わないわけにはいかず、買い方や使い方を工夫したいです」(トマト)
そこで今回は536名の組合員の皆さんから届いた、食品値上げに対応する工夫のうち、「食材を無駄にしないコツ」を紹介します。今日から真似できるアイデアがたくさんありました!
見直したい買い物の回数・方法
【冷蔵庫チェック】
買い物前の冷蔵庫チェックを欠かさなくなりました。特に廃棄が出やすい野菜は必ずチェックします!(りんご)
できるだけ冷蔵庫の食材を使い終わってから買い物に行くようにしています(いちご)
【買い方の工夫】
買うのは使い切れる分だけ。たくさん買いすぎないように注意しています。(あこかん)
生野菜が高いときは冷凍野菜を選びます。(もるっこ)
【冷蔵庫を整理】
冷蔵庫の奥まで食材を入れすぎないようにして、何があるか見えやすくしました。(クラリス)
冷凍庫を整理したら、かなり収納力がアップ!氷用のケースに、たらこ、しょうが、ニンニクなどを入れて小分けの冷凍に使っています。(PENUTS)
【メモを活用】
中身を紙に書き出し、使ったら消すようにしています。消費に困ったら、とりあえず蒸し野菜にしたらほとんどなんでもおいしく食べられます!(えったん)
これで長持ち!食材の保存術
【冷凍保存】
ほとんどの野菜は冷凍できるとわかり、きゅうりやきのこも冷凍しています!(ひかりいし)
できるだけ新鮮なうちに冷凍!たとえば大根は、味噌汁用のいちょう切りや大根おろしにして冷凍。一部はその日のうちにサラダや酢のものを作って使い切ります!(musha)
きのこ、長ネギ、玉ねぎ、にんじん、油揚げなどはカットしてファスナー付き保存袋に入れ冷凍庫へ。玉ねぎはくし切り、みじん切り、ダイスカットなど切り方別に分けています。(アイボちゃん)
【下ごしらえ】
にんじんは3~4本入りの袋を買って、半分は千切りにして軽く塩をし、保存容器に入れて冷蔵庫へ。炒め物やスープも簡単に作れますよ!半分は皮をむいてラップをして冷蔵庫へ。(らあご)
キャベツや白菜など大きな野菜は、最初に半分くらいを塩漬けにしたり、冷凍したりします。(はっしー)
魚や肉は手作りの麹につけて保存しています。下ごしらえをして保存期間を延ばすことで、フードロスを出さないよう心がけています。(さや)
【保存容器を使用】
野菜の保存には、鮮度保持袋を愛用中です♪(かなこ)
こうやって使い切る!調理の工夫
【使う順序】
キャベツを買う時は、お好み焼き、コールスローサラダ、肉野菜炒めなど、2~3日で使い切れるようメニューを考えてから購入します。(セーコさん)
キャベツは買ってすぐは千切りやサラダなど生で食べて、少し元気がなくなってきたら炒め物にして、最後は芯を含めてポトフにします。(白バラ牛乳)
【野菜の皮や茎も活用】
ブロッコリーの茎も、千切りにして炒め物やスープの具として活用します。(ポコ)
根菜類は皮もそのまま煮込んで食べたり、きんぴらにしたりして食べ尽くします!ほうれん草など葉物野菜の根元もしっかり洗っていただきます♪(とまとまと)
野菜の皮は、ぬか漬けやスープ、鍋に入れて使い切ります。(ぽっけ)
野菜が少し残っていたらそのままにせず、出し汁で漬けたり、酢漬けにしたりして常備菜に。(ゆんこ)
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買った食材を使い切ることは、食品値上げへの対応の基本。節約はもちろん、フードロス削減にもつながりますね。みんなのワザやアイデアを取り入れつつ、食品値上げを乗り切りましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。今回の企画が毎日の暮らしにお役に立てれば幸いです。またお会いできる日を楽しみにしています。
ゴハンのもと編集部